2023年8月27日/KMR店舗前
2023年ロードスターパーティレースでの初表彰台を記念して、長エンジニア、19号車との記念写真。
きっかけは“ドライビングレッスン”だった。
KMRはもともと機材販売を行わず、ドライビングレッスンを中心としたシミュレーターショップでした。
ある日、生徒さんから「自宅にも、普段のレッスンと同等の環境を作ってほしい」と依頼をいただきました。
しかし当時の私は、シミュレーター制作の経験が十分ではなく、正直なところ「自分にできるだろうか…」と不安のほうが大きかったのです。
転機は、生徒さんの自宅環境を見に行ったときでした。
画面の位置、コントローラー設定、フレーム剛性など、レッスン環境とは大きく異なり、正しい感覚を得られる状態とは言えませんでした。
「このままでは、シミュレーターの価値は正しく伝わらない」そう感じました。
シミュレーターを“本物のトレーニング機材”として広めるため、正しい環境を提供しなければいけない。そう考えるようになり、
KMRの“販売用シミュレーター開発”がスタートしました。
走りの本質を、設計する。
KMR が目指すのは、 単に“速く走れるシミュレーター”ではなく、ドライバーの感性と技術を根本から高める本物のドライビング体験です。
確かな剛性によって感じる、視覚と身体の同期。
すべてが調和したとき、
ドライバーは“自分の限界を超えていける”感覚に到達します。
KMR SIMはそのフィーリングを正確に再現するため、
設計思想から素材選定、製造工程、テスト走行、公式戦での実戦まで、データを蓄積してあらゆる工程で磨き込みを続けてきました。
Three Core Performances
— KMRを支える3つの基盤性能
01
剛性感 – Rigidity
わずかな歪みや遅れが操作精度を曇らせる。
KMRは、入力に対して曖昧さゼロで応答する“硬質なシャーシ”を追求。
車体の動き・荷重の移り変わりを余さず伝え、ドライバーは限界領域での判断を極限まで研ぎ澄ませることができる。
攻め続けられるコントロールが可能になる。
02
理想のドライビングポジション – Positioning
姿勢が少し崩れるだけで、力の入り方と集中力は確実に落ちる。
KMRは、長時間でも姿勢を維持できる「正しい姿勢」を基準に設計。
疲労の蓄積が抑えられることで走行後半でも集中力が途切れず、操作の質を変えずに“最後の1周”まで攻め続けられる。
安定したラップの積み重ねを支えるベースになる。
03
ハード × ソフトの最適化 – Configuration
FFB・振動・映像のバランスが整った瞬間、路面の情報は“ただの振動”ではなく“荷重”として身体に届く。
すべての情報をロスなく結びつけることで、「タイヤが路面をつかむ感覚」が明確になり、認知と操作が一体化していく。
走りはクリアになり、細かな入力差がタイムに直結する。
ドライビングの核心へ。
KMR SIM フレーム は、プロドライバーやトップシムレーサーが求める、 剛性と精度を満たしている。
フレームのわずかな“たわみ”が操作を鈍らせ、 挙動の理解を狂わせる。
だからこそ、KMRは細部までこだわった。
ほんの僅かな誤差が走行のフィーリングを変える世界で、 精度こそパフォーマンスの基盤である。
KMRのフレームは ドライビングの”質”を変える。
ドライバー×ソフトを最大化する専用セッティング
KMRの組立とセットアップは、ドライバーの体格・走るカテゴリー・使用ソフトまですべてを基準に最適化します。
170kgを超える踏力を受け止めるブレーキシステム、35Nm級の高トルクDDモーターが生み出すFFB、49インチクラスの大型モニターを固定する剛性。
そのすべてを支える強靭なフレームに加え、KMRの専任スタッフが、FFB・ペダルタッチ・振動・視界等の設定を細部まで追い込み、ドライビングに最適な環境を作り込みます。
最適化された環境でのトレーニングは、ドライバーを次のレベルへ押し上げます。
Made in Japan — 高品質が生む唯一の体験
KMR SIMフレームは、 静岡に本社を構える SUS社製アルミフレーム を採用。
精度の高いアルミ押出材と、加工精度の高いジョイントにより、 ひとつひとつが高い剛性を作り出します。
QCジョイントによる高精度な直角構造、 ハードブラケットによる強固な二重固定。
すべては、ドライビング中の“揺れ”をゼロに近づけるため。
Made in Japan の精度は、 シミュレーターから伝わる情報の純度を損なうことなく、 ドライバーの成長速度を劇的に加速させます。
「正確な感覚を育てる」という目的において、 国産フレームはただの選択肢ではなく、明確なアドバンテージです。
