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コースや車両データの使用権利問題による、KMR店舗でのAssetto Corsa(アセットコルサ)ご提供の終了について

KMRでは、現在主にレッスンに使用しているレーシングシミュレーターソフト”iRacing”の他に、Assetto Corsa(アセットコルサ)に関しても、正式な商用ライセンスを取得し、お客様へご提供をしておりましたが、この度Assetto Corsa(アセットコルサ)の店舗でのお客様への提供を一旦終了する事といたしました。

Assetto Corsa(アセットコルサ)提供終了の理由

理由としましては、シミュレーター上で使用する”MOD”と呼ばれるコースや車両の、使用権利に関する問題が起きない様にする事が、KMRの規模では費用面や工数面において非常に困難な為です。

コースや車両の使用権利に関する問題とは?

シミュレーター上のコースや車両を店舗で使用したい場合、以下の観点でデータの使用権利を正しく得ている必要があると考えています。(人それぞれ、道徳的な観点や法律の解釈の違いはあると思います)

  • 実在するコースや車両の場合、実物の権利者が許可しているデータであること
    例えば、コースを管理している会社がデータ自体の存在を知らなかったり、権利者の知らない所で勝手に作られたデータだった場合、使用権利を得ていないと考えます。
  • データを作成した制作者が、店舗での商用利用を許可していること
    通常、個人での利用と商用利用では、データの使用条件が変わります。データ制作者が一切商用利用を認めていないケースもあります。
  • データの素材が、いわゆる”ぶっこ抜き”等の権利侵害をして作られたものでないこと
    他の人が作ったゲームのデータをそのままコピーして素材として使用している場合や、他のシミュレーターソフトのデータを無許可で使って作られたデータの事。

 

店舗で使っても良いデータなのか判断するのは非常に困難

以上の事から、例えば、データ作成者へKMRからデータを発注し、使っても問題が無いデータを作成して提供して頂いたとしても、本当に問題が無いか確認するためには、時間もお金も莫大にかかってしまうという問題が発生します。

その点、iRacingは公式が権利問題のないデータを常に作成・提供してくれる上、商用ライセンスも年額20万円程度で発行できるため、KMRではiRacing単体での営業をする事といたしました。
(MODを使わない純正データのご利用や、使用権利問題の無い確認が出来る場合については、別途ご相談ください。)

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