先日開催されたRDX THE eRACE BATTLEに出場しましたので、どんな感じで準備や練習をしたか、どんな雰囲気だったかをここでご紹介したいと思います。
総評:iRacerの人達と直接同時に沢山会えるというだけでも参戦の価値有り!!( *´艸`)
かつ、賞金を懸けた普段出来ない熱いバトルが出来るので、参戦を悩んでいる人は必ず出場して欲しいです!!( ゚Д゚)
今回、チームKMRは3名でこのレースに参戦しました(#^^#)
個人的に、監督はチームの精神的柱として必要です。今回も予選前に、”2人とも必ず予選は突破する”と言って頂き、根拠のない自信を持てましたw
監督に来ていただいた事以外にも、以下の事を準備して本番に臨みました。
- 前日にiRacingの練習セッションを作り、本番と同じ時間配分で走行
⇒時間の感覚や流れを確認できました。今回はRadical⇒MX-5でしたが、前日練習の時点でRadicalで良いタイムを残す事は諦めました。当日、ブレーキのフィーリングに慣れる事に集中できました。
- KMRの設備で出来る範囲で、なるべく本番使用される機材に近い状況を再現
⇒ブレーキフィーリングやステアリングのFFBは機材による差が大きいので、なるべく本番に近い状況を予測して、設定で再現。普段のレースよりもフロントタイヤの消耗が早く、アンダーが出やすい事に気付きました。
↑本番の機材はG29でした。
- 今回の為、では無いですが、普段からKMR-Cupで自分の実力以上のレーサーを相手にバトルしています。
⇒正直これが一番効果ありました。KMR-Cupで自分より速い人との競り合いを経験していなかったら、3位、5位という結果は絶対得られなかったです。KMR-Cupの詳細はコチラ(#^^#)
某レーサーの方の本にも書いてありましたが、本番で力を発揮する為に、事前に出来る準備はなるべく全てやっておくという事は大事です。効果があるかどうかは別として、後悔無く競技に臨めます。
次に、当日どんな状況で走ったのかをご紹介します。
【イベント開始前】
- 先ずは他の参加レーサーの方にご挨拶。大体はオンラインでレースした事がある方なので、楽しいオフ会の雰囲気に(#^^#) 知っている人とのレースはマナーが良く、クリーンなレースになりやすいです。ご挨拶も大事なレース準備です。
【Radicalでの前座レース】
- 前日の練習と、予選のメンバー構成から、本戦に残ることは諦めてブレーキフィーリングやFFBに慣れる事に集中。ブレーキに慣れる事が特に重要。
【MX-5での予選】
- タイムアタックでのタイム上位5名が決勝進出という事で、タイヤのフレッシュな状態で、なるべく前走者のスリップストリームが使えるタイミングを意識して走行。チームKMRは4番手、5番手タイムで見事2人とも決勝へ進出(#^^#)
【決勝】
- 動画の1時間5分ぐらいから決勝開始。993号車と87号車がチームKMRです。(決して、決して記事を書くのをサボっている訳ではありません(;´Д`))
https://www.youtube.com/watch?v=hNF-W1KdRKw&t=3363s
以下、レース中の解説です。
- レース内容としては、上位2台は別格の速さで逃げていく中、第2グループ3台で3位を争う展開
- レースペースは812号車>993号車>87号車の順
- スタートで812号車の方がシフトミス。993号車>812号車>87号車の順になり、終始テールtoノーズ
- 993号車は前日練習の通り、中盤からアンダーに苦しむも、クリッピングを外さない走行で812号車のオーバーテイクを許さない
- 993号車と812号車はバトルでペースが上がらず、87号車も2台の後ろにぴったり付ける
- 中盤、993号車が第2ヘアピン進入時にアンダーで膨らんだ隙を突いて812号車がインに入るも、993号車はクリッピングを外さず812号車が軽く追突。もつれている2台を87号車が抜き、3位に
- 最終コーナー、87号車がインに付けず、993号車が1コーナーで3位に復帰。87号車が4位に
- 5位の812号車が4位の87号車に襲いかかる。約1周でオーバーテイクするも、残り4周で3位の993号車まで約1.7秒のギャップが発生
- チームKMRの993号車はギャップを縮められるも3位を守り切る。87号車は5位でゴール(#^^#)
【レースを終えて】
- TOP2台はやはり別格。設備環境が変わろうが舞台が変わろうが実力を発揮できる(埋めようが無い、才能&これまでの努力量の差を感じる、、、)
- 出来る限りの準備をしたおかげでチームKMRの2台は持てる力を最大限発揮。格上の選手を相手に善戦できた
- 結果や展開を考えずとも、普段オンラインでレースをやっている人たちが一堂に会するイベントは最高!!
- レース内容も素晴らしかったので、もっと沢山の人にiRacingの素晴らしさや楽しさを知ってほしい
- 日本人iRacerのレベルアップの為に、今後もiRacing KMR-Cupを通じて貢献していきたい
今回は第1回という事で運営の方も大変ご苦労が多かったと思います。
まず第一歩を踏み出したという事で、これからどんどん大きな大会に成長していく事を願っています(#^^#)
RDXさんのホームページはコチラです。ぜひ皆さん参戦してみてください(^^)/