2023.6.18に開催されたマツダファン・サーキットトライアル(MFCT) 第2戦 栃木ラウンドのMAZDA2 & デミオNORMALクラス(Class1)で優勝をしたガク選手(60歳)のKMRトレーニング活用事例をご紹介をさせていただきます。(ご参考:MFCTホームページ)
還暦を過ぎてからシミュレーターでトレーニング?と疑問を持たれる方も多いと思いますが、成長に時間がかかる方、走りのイメージを変えられない方ほど、シミュレーターでのトレーニングは効きます。(もちろん、素直に受け入れる気持ちと努力が不可欠ですが)この事例が多くの方の参考になれば幸いです。
※MFCTのNORMALクラス(Class1)は、ノーマルの名の通り、車両の改造範囲が極めて狭く、タイヤはブリヂストン社製「POTENZA Adrenalin RE004」、「POTENZA Adrenalin RE003」、「ALENZA 001」、「Playz」ブランド製品のいずれかとなり、ドライバーの技量の差が大きく勝敗に関わります。
ガク選手はMFCT 第1戦 宮城ラウンドでは、ご自身の事前予想タイムは出すことが出来たものの、1位と約0.7秒差のクラス2位。見積りの甘さと練習不足に非常に悔しい思いをしました。
「勝利は叶わずとも、同じ相手に二度と同じ負け方はしたくない。」第2戦栃木ラウンドまでの約50日間、KMRとガク選手の特訓の日々が始まりました。
まずは車載動画とロガーデータで第1戦 宮城ラウンドの徹底的な振り返りを行い、現状出来ている事と出来ていない事(弱点)の洗い出しを行いました。
ここで第2戦栃木ラウンドまでにどのような技術を身に付ける必要があるのか、整理しました。
次に、レーシングシミュレーターソフトiRacingで、ガク選手の運転のクセやもてぎのコース特性、タイムアタックをする際にどのような点に注意すべきかを徹底的に学ぶために、練習で使用する車両のセットアップを4種類作成し、習得すべき技術の内容に合わせて最善な使い分けを行いました。
レッスンでは、ただシミュレーターで走りこむのでは無く、実車に置き換えるときに必要な発想の柔軟性や、その時の車やコースに合わせていく事も練習し、本番に備えました。
そして本番では、その練習が実を結び、1本目の走行でライバルを上回る2’39.878を記録。 2本目の走行では1秒以上タイムアップして2’38.747を記録!
データロガーで走行データを確認すると、しっかりと運転のアドバイスが走りに反映されており、弱点を克服していました。
今回の成果は、自身の運転の技量と正面から素直に向き合い、コースと車に合わせた走行をするためにシミュレーターでの課題に励み、弱点を克服する事で掴むことができました。
ガク選手の様に、KMRのシミュレータートレーニングで目標を達成する喜びを、もっと多くの方々に味わっていただきたいと思っております。
ご興味のある方はまず無料体験からお申込みください。
KMRは、より多くの方がシミュレーターでのトレーニングを積み、より安全に、もっと効率よく、思いのままにクルマを操る技術を習得し、ご自身の目標達成の手助けができる様、最善の練習プログラムを提供する事をお約束いたします。