マツダファン・サーキットトライアル(MFCT) 第2戦 栃木ラウンドのMAZDA2 & デミオNORMALクラス(Class1)で優勝をしたガク選手(60歳)ですが、この度 2023.7.23に開催されたマツダファン・サーキットトライアル(MFCT) 第3戦北海道ラウンドでロードスターND NORMALクラス(Class5)で2戦連続で優勝する事ができましたので、十勝に向けて実施したKMRトレーニングの活用事例をご紹介をさせていただきます。(ご参考:MFCTホームページ)
還暦を過ぎてからシミュレーターでトレーニング?と疑問を持たれる方も多いと思いますが、成長に時間がかかる方、走りのイメージを変えられない方ほど、シミュレーターでのトレーニングは効きます。(もちろん、素直に受け入れる気持ちと努力が不可欠ですが)この事例が多くの方の参考になれば幸いです。
※MFCTのNORMALクラスは、ノーマルの名の通り、車両の改造範囲が極めて狭く、タイヤはブリヂストン社製「POTENZA Adrenalin RE004」、「POTENZA Adrenalin RE003」、「ALENZA 001」、「Playz」ブランド製品のいずれかとなり、ドライバーの技量の差が大きく勝敗に関わります。
[自宅でKMR製シミュレーターを活用して練習をしているガク選手]
MFCT 第2戦 栃木ラウンドで見事優勝を収めたガク選手ですが、MFCT 第3戦は過去に走行したことが無い十勝スピードウェイのグランプリコースでの開催。しかも、参加台数の多いロードスターに車両を変更しての挑戦をされるという事で、未経験のコースと駆動方式の違い(FF⇒FR)に対応するため、第2戦の直後からシミュレーターを活用して準備を進めていきました。
シミュレーターを上手く活用すれば、実際に走る頻度が少ないコースや駆動方式毎の走らせ方の違いなども、事前に集中してトレーニングをし、慣れていく事ができます。
今回はご自宅のシミュレーターで約30日間トレーニングを行い、十勝へ臨みました。
トレーニングのポイントとしては、
- 危険な箇所、クラッシュのパターンは?危険の兆候を察知する
- タイムを大きく落とさない走らせ方は?コースと車に上手く合わせる
- 実車で走る際にタイムを短縮する方法は?どのようなステップでタイムを縮めていけばいいかを覚え、訓練する
という内容でした。
結果、現地での走行で事前の練習から徐々にタイムを上げていき、本番で自己ベスト2’41.600を記録し、見事優勝できました。
還暦からでもシミュレーターを活用してトレーニングすれば、全国のサーキットで結果を残すことができる。という証明になったのでは無いでしょうか。
もちろん、ガク選手のこれまでのシミュレーターに慣れるための努力や、KMRの店舗へレッスンに通い続けるという努力あっての事ですが、今回の事例は、自宅でも(たとえ高価な機材でなくても)正しくセットされたシミュレーター機材で今の自分に合った練習をして基礎・基本を身に付ければ、短期間で駆動方式に関係無く、遠方の初見のコースであっても、天候にも左右されず安全に事前準備が出来きたという事例になります。(特に近年の夏は危険な暑さで、走行中の集中力も削がれてしまいますね)ご自宅練習用の機材の導入に付きましても、先ずは公式ライン等でご相談下さい。
【シミュレーター制作例】
この記事を読まれているクラブマンレーサーの皆様には、ぜひ、安全にスキルアップができ、実車の走行がより楽しくなるシミュレータートレーニングの活用を検討頂ければと思っております。
また、遠方にお住まいでKMRへお越しになれない方でも、オンラインレッスンでご自身のスキルに合わせた効果的な練習方法をご提案いたします。
初回は機材の設定の確認等も行い、十分に効果を体感頂けるレッスンとなっていますので、ぜひお試しください。
店舗レッスンについては初回限定のお得なプランもございます。まずは一度ご来店、ご相談ください。
以下の予約サイトよりご予約可能です。ぜひKMRの店舗でレッスンを体験してみてください。